認知症の予防
認知症を予防するために
毎日、次の5つを心がけましょう。太陽の光を浴びることも大切です。
食習慣
栄養をしっかりとりましょう。毎日バランスよく、青魚や野菜、果物などを意識して食べるようにしましょう。
運動習慣
週3回以上、1日30分の有酸素運動を心がけましょう。散歩やショッピング、ヨガなどでリフレッシュ。
人との交流
人とのお付き合いを大切にしましょう。気遣いや心遣い、装い、人の目を意識することも刺激になります。
睡眠習慣
寝る時間と起きる時間を整えましょう。人は約90分ごとに浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。起きてから2時間以内に外の空気に触れると、睡眠の質をさらに高めることができます。
頭を使う習慣
日記や走り書きなど毎日書くこと、本や新聞などの活字を読むこと、脳トレなどのゲーム、家族や仲間との旅行や外出を楽しむことも効果的です。
認知症の発症を遅らせるために
認知症の発症を抑えるには、最初に低下しやすい認知機能を鍛えることが効果的です。認知症は、通常の老化とは異なり、認知機能の低下が見られます。軽度認知障害(MCI)の時期に低下しやすい認知機能と、その鍛え方は次のとおりです。
| 機能 | 内容 | 鍛え方 |
|---|---|---|
| エピソード記憶 | 体験したことを記憶として覚えておく | 2日遅れ・3日遅れで日記を書く/レシートを見ずに家計簿をつける |
| 注意分割機能 | 複数のことを同時に、適切に注意を配る | 相手の表情や気持ちに注意を向けながら話す |
| 計画力 | 新しいことをするとき、段取りを考えて実行する | 効率のよい買い物の計画を立てる/旅行の計画を立てる/囲碁・将棋・麻雀など頭を使うゲーム/慣れたことではなく新しいことに挑戦する |
誰でもなりうる認知症
多くの人が「住み慣れた地域で暮らし続けたい」と願っています。超高齢社会の日本では、認知症はすべての人に関わる身近な問題です。専門家だけに任せておくのではなく、病気を理解し、暮らしやすいように支える方法を地域のみんなで助け合うことが大切です。周囲の理解によって進行を遅らせることができると自信を持って過ごす、「お互いさま」の精神ですね。
ひとりにさせない、支え合う
国の認知症施策(新オレンジプラン、認知症サポーターキャラバンなど)や、町内会・地域ケアプラザ・古民家・自宅開放などで開かれている認知症カフェも、身近な支えになります。